病院の紹介

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院長あいさつ

医師

このたびは一般財団法人大阪府結核予防会「大阪複十字病院」のホームページをご覧いただき有難うございます。わたくし、病院長の山本隆文が病院を代表して、一言ご挨拶申し上げます。
「大阪複十字病院」の前身は1976年開院の「大阪病院」です。名称を変更し、JR学研都市線の寝屋川公園駅から徒歩5分の場所に移転し、2021年7月1日開院いたしました。新型コロナ第5波の中での開院でしたが、一般診療と導線が交わらない発熱・感染症外来が早速役立ちました(気圧が陰圧に設定され、ウイルス等が外に漏れないよう空気の流れがコントロールされています)。
当院は感染症、感染症疑いの患者さんに対応できるように、気圧のコントロール、病室のゾーニングなど、入念な感染症対策が施しています。手術室は2室あり1室は人工関節置換手術等に対応するクラス1000のバイオクリーンルーム、もう1室は感染症(肺結核など)を合併した患者さんの手術にも対応可能な陰圧に切り替えられる手術室となっています。放射線部門では、被爆の少ない64列CT、1.5テスラMRI等、新たな機器を導入いたしました。放射線検査のみのご依頼にも積極的に対応させていただきます。健診部門においては利用者が受診しやすいよう、独立した健診専用のエリアを設けています。
近年、各地の自治体病院において統廃合が進んでいます。民間中小医療機関では担うことのできない「高度急性期」医療を担うためには、医療従事者や医療機器など医療資源の集約化を行い、病院の再編・統合と病床削減は不可欠となっています。一方、合併疾患の多い高齢者の増加による、入院医療ニーズに応えるため、「一般急性期」及び「回復期」医療を担う地域に密着した民間医療機関も必要です。具体的には(誤嚥性)肺炎、股関節周囲骨折等、虚弱高齢者の入院が今後急増すると予想されています。
当院は病床数150床のいわゆる民間中小病院です。広域対応の結核、感染症医療や呼吸器疾患・免疫疾患治療といった、わたしどもが得意としている分野に注力するとともに、地域に必要とされる医療 (上記高齢者の入院ニーズなど)を提供させていただき、病院、診療所、介護施設との連携をさらに推進していく所存です。
当院の理念は「患者さまと共にチーム医療を行い、健康を守ることで社会に奉仕します」です。リウマチセンター、感染制御センター、緩和ケアチームなど、各職種が協同して患者さんを支援するチーム医療の充実を図って参ります。職員一同、質の高い、安心安全な医療を提供できるよう尽力いたします。今後とも大阪複十字病院をよろしくお願い申し上げます。

2024年1月
大阪複十字病院
院長 山本 隆文

理念

患者さまと共にチーム医療を行い、
健康を守ることで社会に奉仕します

基本方針

  • 患者さまの人権、プライバシーを尊重した接遇・診療
  • 法令を遵守し、安全で最適な医療
  • 真心のこもったインフォームドコンセントによる信頼される医療
  • 地域の保健・医療・介護・福祉活動への積極的な連携・貢献
  • 医療の質とアメニティーの向上を目指した健全な病院経営

患者の権利

  • 患者には、病気や診療に関して疑問があれば、どのようなことでも質問する権利があり、診療録の開示を求めることができる。
  • 患者には、診療上必要とされた自己の個人情報やプライバシーが守られる権利がある。
  • 患者には、検査や治療を受ける際には、分かりやすい言葉で丁寧に、危険をも含めた説明を受けて納得をした上で(インフォームドコンセント)、自らの意思で選択・決定する権利がある。
  • 患者には、安全に配慮された環境で、安心して快適に診療を受ける権利がある。
  • 患者には、他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利がある。
    「セカンドオピニオン」を求めることを希望された場合は、必要な情報を提供するなど患者に協力する。

基本情報

病院外観
施設名 一般財団法人 大阪府結核予防会 大阪複十字病院
院長 山本 隆文
電話 072-821-4781(代表)
FAX 072-824-2312(代表)
住所 〒572-0850
大阪府寝屋川市打上高塚町3番10号
許可病床数及び病床種別 150床(内訳:一般病床 70床、地域包括ケア病床 30床、医療療養病床 20床、結核病床 30床)