病院案内

基本情報

病院外観
施設名 大阪複十字病院
電話 代表:072-821-4781
発熱外来: 072-821-4781
外来受診・入院診療: 072-821-7582
健康診断: 072-821-3888
FAX 072-824-2312
住所 〒572-0850
大阪府寝屋川市打上高塚町3番10号

診療時間

  日祝
午前診療
9:00
~11:30
第2・4
午後診療
13:00
~15:30
  • 休診:土(第1・3・5)・日・祝日・1月4日・創立記念日(3月1日)
  • 土曜日は第2・4土曜のみの診察です。
  • 診療科により診療時間が異なります。詳しくはお電話でお問い合わせください。
  • 健康診断は平日のみです。

大阪複十字病院開院のごあいさつ

拝啓 盛暑の候、皆さま方におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。また平素より当院の診療に多大なるご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
大阪病院は1976年に開院し、それから45年を経過いたしました。このたびさらなる医療の質とサービスの向上を図るため、2021年7月1日、JR学研都市線の寝屋川公園駅から約300メートル、徒歩5分の場所に移転し、同時に病院名を一般財団法人大阪府結核予防会「大阪複十字病院」に名称を変更いたしました。

病床数は150床、診療科および診療部門は内科、呼吸器内科、外科、呼吸器外科、整形外科、泌尿器科、神経内科、皮膚科、リハビリテーション科、リウマチセンター、包括的呼吸リハビリテーションセンター、健診センターがございます。
新病院の特色としては、外来に一般診療と動線が交わらない陰圧の感染症外来(発熱外来にも対応)を設けております。病棟は結核病床とは別に感染症、感染症疑いの患者さまに対応する陰圧個室6床を設置し、気圧のコントロール、病室のゾーニングなど、入念な感染症対策を施しております。手術室は2室あり1室は人工関節置換手術等の高い清浄度が要求される手術に対応するクラス1000のバイオクリーンルーム、もう1室は感染症(肺結核など)を合併した患者さまの手術や脊椎カリエスなど感染症の手術に対応するため、陰圧に切り替えられる手術室となっております。放射線部門は、被爆の少ない64列CT、1.5テスラMRI、腰椎、大腿骨の骨密度測定器など新たな機器を導入いたしました。放射線検査のみのご依頼にも積極的に対応させていただきます。健診部門においては利用者が受診しやすいよう、独立した健診専用のエリアを設けております。

当院は広域対応の結核感染症医療が診療の柱ではありますが、寝屋川市のJR沿線街づくり計画の一環として誘致された経緯もあり、地域住民の皆さまに必要とされる病院として、近隣の診療所、病院、そして介護施設との連携をさらに推進して参ります。特に呼吸器疾患、免疫アレルギー疾患、整形外科疾患を中心に専門性を高め、リウマチセンターや包括的呼吸リハビリセンター、ただいま準備中の人工膝関節センターなど、各職種が協同して患者さまを支援するチーム医療の充実を図って参ります。

大阪病院は、45年の歳月を経て幕を閉じ、「大阪複十字病院」として生まれ変わります。職員一同、質の高い医療と、地域に頼られる医療を提供できるよう尽力して参る所存です。今後とも当院へのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

敬具

2021年7月1日

一般財団法人大阪府結核予防会
大阪複十字病院 院長 山本 隆文

総長挨拶

結核予防会総長就任について
~これからの医療の在り方~
大阪複十字病院 総長 小牟田 清

2021年4月から結核予防会理事長増田國次先生、大阪大学呼吸器・免疫内科教授 兼 大阪大学医学部医学部長 熊ノ郷淳教授の推薦で歴史ある結核予防会大阪病院総長に就任いたしました。
1981年関西医大卒業後、日生病院で初期研修しその後大阪大学呼吸器グループ(第8研究室)に所属し川瀬一郎先生(元大阪大学第三内科教授、現阪奈病院院長)の指導で学位取得しました。
その後、大阪逓信病院第二内科(五十嵐敢先生)で11年間勤務し、1998年大阪警察病院へ転勤し呼吸器内科を創設し副院長・呼吸器内科部長として勤務し佐藤信紘先生(元大阪警察病院院長、現学校法人順天堂理事順天堂大学名誉教授・特任教授)に病院経営の神髄を学びました。
大阪警察病院では医療安全センター長としてさまざまな問題に取り組んできました。2019年から2年間は第二大阪警察病院(元NTT西日本大阪病院)の院長に就任しました。
2020年4月には新型コロナ感染症の対応に奔走しましたが貴重な経験であったと考えています。
新型コロナ感染症は医療のデジタル化を推進することになりました。リモート会議、リモート診療、AIを駆使した診断技術向上、XR(現実世界と仮想世界を融合する技術)の医療への応用等で医療の変革は急速に進展しています。
先端ICTを活用した取り組みを通じて、医療におけるデジタルトランスフォーメーションを加速する新たな試みをスタートしている病院もあります。
これからの時代は、先を見据え夢を現実にする時代の到来と考えています。寝屋川で常勤医として働くことは初めてですが近隣には周知の先生方が多く活躍されており地域医療に大きく貢献できるのではと考えています。
結核予防会大阪支部は1940年の創設され、結核予防会大阪病院は1954年に結核予防会付属療養所として開設されました。
1976年に付属療養所を廃止し大阪病院となり、2013年には病院名を一般財団法人大阪府結核予防会大阪病院に変更しました。2021年7月1日には大阪複十字病院として新たな歴史を刻むことになります。
地域の先生方と連携するとともに当院の強みである呼吸器疾患・免疫疾患を生かしてさらなる進化を目指していきたいと考えています。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

概要

理念

患者さまと共にチーム医療を行い、
健康を守ることで社会に奉仕します

基本方針

  • 患者さまの人権、プライバシーを尊重した接遇・診療
  • 法令を遵守し、安全で最適な医療
  • 真心のこもったインフォームドコンセントによる信頼される医療
  • 地域の保健・医療・介護・福祉活動への積極的な連携・貢献
  • 医療の質とアメニティーの向上を目指した健全な病院経営

患者の権利

  • 患者には、病気や診療に関して疑問があれば、どのようなことでも質問する権利があり、診療録の開示を求めることができる。
  • 患者には、診療上必要とされた自己の個人情報やプライバシーが守られる権利がある。
  • 患者には、検査や治療を受ける際には、分かりやすい言葉で丁寧に、危険をも含めた説明を受けて納得をした上で(インフォームドコンセント)、自らの意思で選択・決定する権利がある。
  • 患者には、安全に配慮された環境で、安心して快適に診療を受ける権利がある。
  • 患者には、他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を求める権利がある。
    「セカンドオピニオン」を求めることを希望された場合は、必要な情報を提供するなど患者に協力する。

施設認定

  • 寝屋川市災害医療センター
  • 日本呼吸器学会認定施設
  • 日本整形外科学会専門医研修施設
  • 日本リウマチ学会教育施設
  • 日本アレルギー学会アレルギー専門医教育研修施設
  • 関西医科大学臨床研修協力施設

沿革

1940年03月
結核予防会(秩父宮妃総裁)
1953年09月
結核予防会大阪府支部を独立法人として登記
1954年11月
付属療養所が寝屋川市に開設
1976年10月
結核予防会大阪府支部大阪病院開院
1976年10月
~1991年03月
初代院長 桜井 宏
1976年10月
許可病床 267床(一般106床、結核161床)
1980年08月
許可病床 273床(一般106床、結核167床)
1983年05月
許可病床 273床(一般161床、結核112床)
二代目院長 螺良 英郎
1991年04月
~2001年03月
二代目院長 螺良 英郎
1994年04月
秋篠宮妃殿下を結核予防会総裁に、秩父宮妃殿下を名誉総裁に戴く。
1994年05月
東京ホテルニューオータニで結核予防会総裁・名誉総裁戴冠式挙行。
1997年04月
許可病床 256床(一般148床、結核108床)
三代目院長 小倉 剛
2001年04月
~2006年06月
三代目院長 小倉 剛
2003年04月
許可病床 217床(一般80床、医療療養81床、結核56床)
2003年05月
許可病床 217床(一般80床、医療療養41床、介護療養40床、結核56床)
2003年09月
許可病床 217床(一般80床、医療療養18床、介護療養63床、結核56床)
2006年07月
~2008年01月
四代目院長 露口 泉夫
2006年08月
日本医療機能評価機構病院機能評価認定取得
2007年04月
許可病床 213床(一般80床、医療療養18床、介護療養63床、結核52床)
2007年07月
許可病床 213床(一般80床、医療療養81床、結核52床)
2007年08月
許可病床 191床(一般80床、医療療養81床、結核30床)
五代目院長 木村 謙太郎
2008年01月
~2009年12月
五代目院長 木村 謙太郎
2009年02月
日本情報経済社会推進協会 プライバシーマーク付与認定
2009年12月
~2015年12月
六代目院長 相良 憲幸
2011年06月
日本情報経済社会推進協会 プライバシーマーク付与認定
2011年08月
日本医療機能評価機構病院機能評価認定取得(Ver.6)
2012年01月
許可病床 191床(一般120床、医療療養41床、結核30床)
2013年04月
一般財団法人大阪府結核予防会大阪病院に名称変更
2013年04月
許可病床 191床(稼働病床:一般80床、医療療養41床、結核30床)
2013年05月
日本情報経済社会推進協会 プライバシーマーク付与認定
2016年01月
~2018年12月
七代目院長 藤井 隆
2016年08月
日本医療機能評価機構病院機能評価認定取得(3rdG:ver.1.1)
2017年03月
許可病床 191床(稼働病床:一般50床、地域包括30床、医療療養41床、結核30床)
2017年05月
許可病床 191床(稼働病床:一般62床、地域包括18床、医療療養41床、結核30床)
2018年12月~
八代目院長 山本 隆文
2019年06月
許可病床 177床(稼働病床:一般62床、地域包括18床、医療療養41床、結核30床)
2021年07月
一般財団法人大阪府結核予防会大阪複十字病院に名称変更
許可病床数150床(一般70床、地域包括20床、医療療養30床、結核30床)

医療機能評価認定

当院は、2016年11月4日に医療機能評価(3rdG:Ver.2.0)、主たる機能:一般病院1の認定を受けました。

医療機能評価認定 認定証

大阪複十字病院は皆さまにより良い医療を提供することを目的としまして、2006年に公益財団法人日本医療機能評価機構による、病院機能評価の認定を取得いたしました。その後も病院機能の継続的な改善を目的といたしまて、2011年に1度目の更新申請が認定され、2016年6月、2022年9月に更新を申請し、認定症が交付されました(現在の認定期間は2026年8月20日まで)。
大阪複十字病院の職員一同は、病院機能評価の認定更新を糧とし、患者さま・受診者さまへの、より良い医療とより快適な療養とを提供するため、今後もさらに努力して参ります。

>>日本医療機能評価機構のサイトはこちら

P(プライバシー)マーク付与認定

当法人(一般財団法人大阪府結核予防会)は、2009年2月にプライバシーマークの認定事業者になって以来、2019年2月に5回目の更新審査を受審し、認定証「登録番号:第14200043(06)号」が付与されました。プライバシーマークは、個人情報の保護に関して適切な措置を講じる体制を整備している事業者であることを、第三者機関が審査し認定するもので、認定の継続には2年ごとに更新を申請し審査を受けていきます。

P(プライバシー)マーク登録証

>>プライバシーマークのサイトはこちら